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2012年1月27日金曜日

Haroshi

Haroshiのスタジオに久しぶりに遊びに行った。
前に行ったときはまだ住居兼スタジオだったし、まだHarvest時代。
あれから何年か経ってスケートボードをリサイクルするのは変わらないけれど小さなジュエリーから大きなスカルプチャーで表現するようになった。
NYのギャラリーもついた。100万ドルアーティスト。
伊藤くんもハルちゃんも変わらないけど。






Harvestの作品を初めて見たときあまりにキレイにカットされてるからレーザーなの?と聞いた。板は曲がってるからレーザーだと上手く切れないから手作業で切ってると言われてビックリした。ブローチの裏の留め金もものすごく凝っていて彫金を学んだバックグランドとスケーターであることと生真面目な性格がぜんぶギュッと詰まっているんだなあと思った。

底冷えする作業場でストーブを囲んで伊藤くんとこうちゃんと3人で缶コーヒーを飲みながらいろいろお喋りした。伊藤くんとハルちゃんは2人揃ってこうちゃんの個展にも遊びに来てくれたからやっぱりおしゃべりの内容は作品作りや発表の話が多かった。

伊藤くんはやりたいことを口に出すことにしてると言っていた。その話の流れで「僕がアーティストとしてやりたいということを最初に口に出して相談した相手はこうちゃんだった」と言った。「こうちゃんに『アーティストってどうやってなるの?』と聞いたら『伊藤くんたちの作ってるものを見るとアーティストだと思うし、どうやってというのを説明するんであれば言ったもん勝ちだよ』と言われてそうか、と思ったんだ」No.12 Galleryの平野家にみんなで遊びに行った日のことだ。覚えてる。そうか、あの時が最初だったんだ。あれは暖かな春の午後だった気がする。自転車で来たと言ったら驚かれたなあ。

こうちゃんがスケートデッキをキャンバスにした作品をたまに作っているけど、あれは伊藤くんのとこから貰ったものだ。その貰ったものから作品を頼んでくれたこともある。ゲレロの肖像画を描いてほしいと。もちろんお金も払ってくれた。こうちゃんも一所懸命描いてカッコいいのを納品したら喜んでくれた。味わい深い壁紙の上に飾られた作品の写真を見せて貰ったら、ああ良かったなあと思った。

いま作業場ではスケートデッキを小さなキューブに切って重ねたものを造形した消火栓の作品が置いてあった。それの端材がゴミ袋にまとめてあった。端材として残された方を見てもすごくキレイにカットされていた。ステキだなあと思ったけどあたしも物を作っていたし、周りにもたくさんいて見ているからこういうものとは言え「ちょうだい」とはなかなか言えない。でも作品ではないからお金払うからというのもおかしいか、と思って持って帰ってもいい?と聞いたらもちろん、とくれた。


長押の上に飾ってみたら可愛かった。
だけど一度落ちて割れたみたい。いまは形が変わって飾られている。
可愛い。
笑顔としかめっ面みたい。もしくは太陽と欠けた月。

オマケ:Harvest時代のブローチの留め金をお直ししてくれる伊藤くん



2012年1月18日水曜日

高木耕一郎個展

ジャパンのミナサンお待たせーアイシテルー

高木耕一郎の東京での1年半ぶりの個展です。
おパリでは2011年6月に刺繍とペインティング半々の個展を開催し、ぜんぜん知らんであろう日本人作家の作品を気に入ってくれてバンバン買ってくれてほぼ全て嫁ぎ先が決まるというもうアタイたちパリ大好き…!という素晴らしい結果で、その後もCutlogというアートフェアに作品を何点か提出しておりましたがそのフェアでも知らないうちに大賞にノミネートされてたりして高木まじアップカミング…!そんな彼の個展ですよ。いま行っとかなくてどうすんの。ユー乗り遅れちゃうよこのビッグウェーブに

今回は刺繍作品のみの個展になります。
刺繍というと女性的なイメージがやはりあり、その延長からか男性がやるにしてもフェミニンアプローチで女性と同じように男性も出来る、というものを想像されるでしょうがまあ裏切られます。分厚いです!ホント男っぽいです!なかなかあのステッチは女には出来ないししようとも思わなかったししかもちょっと刺繍かじった人間からするとまあ型破りというか。重ねていくペインティングをやっていた人間が土俵が変わるとああいう表現になるのかー!というのが実際目にして頂くとよく伝わると思います。最後にハイライト入れなきゃ、などと言っておりましたし。興味深い…



オープニングはあたしもお手伝いでおりますのでぜひ遊びに来てくださいませ。
またマッチ配るよー!
アイシテルー(ブレーキランプ踏みながら)


Koichiro Takagi solo exhibition "Romantic Ideal"
2012 年 1 月 19 日(木)- 2 月 4 日(土)
レセプション パーティー:2012 年 1 月 19 日(木)19:00 - 21:00
GALLERY TARGET
12:00 - 19:00 ( 祝日/日曜日休廊 )
東京都渋谷区神宮前 2-32-10
Tel: 03-3402-4575

このたび GALLERY TARGET では高木耕一郎の個展「Romantic Ideal」を開催いたします。
今回は「Romantic Ideal」と題し刺繍を中心とした作品を展示していきます。伝統的で女性的な刺繍のデザインとは異なった男が紡ぎ出す刺繍は力強いステッチとカラフルでポップな色使いからダイナミックで華やかな作品が生み出されます。 「Romantic Ideal」は作品の1つのタイトルでもありますが、他の作品とも共通して言えることも多くあります。このタイトルのイメージは「理想郷への導き」です。
高木の作品は揺れ動く人々の心情や抱えている矛盾を描きながら、見た事は無いがあると信じたい理想郷の存在を表現し ていています。理想郷への導き手として彼の作品の主人公の表情に秘められた様々な思惑は、鑑賞者の内面に対して今一 度、揺らぐ価値観の中での各々にとっての真実とは何かを問いかけていきます。パンチのあるイメージと刺繍から感じる温 かさを絶妙なバランスで表現している高木耕一郎の新作展、是非ギャャラリーにてお楽しみ下さい。
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